寒いですね
お彼岸も近いというのに、この寒さ。
毎年季節ごとに様々な記録を更新している昨今、異常気象というほかはないですね。
しかし、このあたりはまだましです。北海道や東北など、季節外れの豪雪でみなさん大変な思いをされていることでしょう。
被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、話は変わりますが。
いやぁ、1年って早いね、あっという間だね、というせりふですが、誕生日や記念日、会社の行事等々、何かしらの節目で、誰もが口にしたことのあるセリフではないでしょうか。
年をとるほど時間が早く経つように感じる今日この頃。言われてみれば何となくそう感じるこの現象を「ジャネーの法則」と呼ぶそうです。
ウィキペディアの『ジャネーの法則』には、このように記されています。
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。例えば、60歳の人間にとって1年の長さは人生の60分の1であるが、6歳の人間にとっては6分の1であ
り、主観的に感じる年月の長さは歳をとるほど短くなる(時間が早く過ぎると感じる)。
簡単に言うと、60歳の1年は60年分の1年 、6歳の1年は6年分の1年。
ウィキペディア内の記述に対する信憑性や真偽の程はおいておくとして、単純に「なるほど」と感覚的に理解頂けると思います。
まず、6歳。
個人差はあれど、6歳の頃と言えば、毎日が新鮮。見るもの、触るもの、すべてが初めての経験や出来事の連続。
それら1つ1つが、鮮烈な思い出や記憶となって心に刻まれる年頃です。
一方、60歳。
ある程度人生経験も積み、新鮮さや驚きに出会う機会は一般的には目減りしてきて、思い出や記憶に残る出来事が少ないばかりか、過去の類似体験と混同、上書きされがち。
もちろん、個人差は大いにあるとは思いますが。
ここで、ジャネーの法則を振り返ると…
60歳のおじさんの1年は60年分の1年。それにひきかえ6歳の男の子の1年は6年分の1年。
でしたね。ところが、普段、1日を長く感じがちなのは、前者のおじさんのような気がします。
例えば、子供がよく言う「もっと遊びたい」や「もう帰らなきゃいけないの?」この時、子供は、時間の経過を早いと感じているはず。
それに反して、大人がよく言う「まだこんな時間かよ」や「この会議長いなぁ」などと言う時、大人は、時間の経過を遅いと感じているはずです。
要するに、その場の時間の経過自体は、単調だったり退屈な生活を送っている人の方が遅くも長くも感じるはずですね。
改めて、ジャネーの法則は「主観的に記憶される年月の長さ」を指したものであり、「今現在進行している時間の体感速度」ではなく、「過去を振り返った時に感じる時間の長さの印象」な
わけですね。
いやぁ、1年って早いね、あっという間だね、とは言っても、いやぁ、今年も1年早そうだな。とは言いませんからね。
ただ、このセリフ、今年も単調だったなー、今年も退屈だったなー、という心理的側面が隠れているともとれる以上、あまり人前で連発しない方がいいかもしれませんね。
60歳になっても、毎日が新鮮。
毎年、1年を振り返った際に、充実感や満足感をしっかりと実感できる、そんな生活を送っていれば、年齢に関係なく、時間は平等に流れるのかもしれません。
そんな大人に私はなりたい…